こんにちは
らっきー今野です
先日また、母と母の友人と一緒にある方のショーに行って来ました。(しょっちゅう行っているわけではないのですが、最近このように出掛ける機会が重なってしまいました)
ショーの途中、その方が‘大好きな言葉・いつも心に刻んでいる言葉’を披露してくれました。
一番大好きな言葉は“ありがとう”
そして、二番目に好きな言葉(こちらはどちらかというと心に刻んでいる言葉だそうですが)は“あ・お・い・く・ま”という言葉だそうです。
この“あ・お・い・く・ま”という言葉は、お母様が「人生で大事なものは、この五つ」と口癖のように言っていた言葉だそうです。
「あ」・・・焦るな
「お」・・・怒るな
「い」・・・威張るな
「く 」・・・くさるな
「ま」・・・負けるな
特に5つ目の「負けるな」は、他人との勝負ではなく、自分自身に負けるなということで、辛かったことも乗り越えられたとおっしゃっていました。
とても素敵な言葉ですよね。そして、とても素敵なお母様ですよね。
そんな素敵な言葉を皆様にお伝えすると同時に、今後は私の胸にもしっかりと刻みこんでいきたいと思います。
さて、今回も『認知症の現実に苦しむ家族の思い』という話の続きをさせていただきます。
診断が、家族に新たな重しを押し付ける!?
「認知症になる前には、本人が家族にこんな料理を作ってくれた」という事実があるとします。それは「料理を提供する」という機能にとどまらず、家族から
「おいしいね」「ありがとう」という言葉を引き出すアクションかもしれません。その言葉が本人を喜ばせ、家族の絆を深める相乗効果を生むわけです。
そこに「診断→サポート」という流れだけを入れ込もうとしても、家族にとってかつての絆は取り戻せるわけではありません。そのつらさに支援者が気づかず、
診断と必要なサポートという現実だけを突き付ければ、家族としては「本人との絆を再構築するには、やはり自分がやらなければダメだ」という抱え込みの心理
が生じがちです。これが新たな重しとなって家族を苦しめることになります。
専門職としては、いかに「本人と家族の絆」に心を配り、伴走者としてかかわることができるかが問われます。それができる数少ない専門職がケアマネなのかもしれません。
また後日更新いたします。
らっきー今野です
先日また、母と母の友人と一緒にある方のショーに行って来ました。(しょっちゅう行っているわけではないのですが、最近このように出掛ける機会が重なってしまいました)
ショーの途中、その方が‘大好きな言葉・いつも心に刻んでいる言葉’を披露してくれました。
一番大好きな言葉は“ありがとう”
そして、二番目に好きな言葉(こちらはどちらかというと心に刻んでいる言葉だそうですが)は“あ・お・い・く・ま”という言葉だそうです。
この“あ・お・い・く・ま”という言葉は、お母様が「人生で大事なものは、この五つ」と口癖のように言っていた言葉だそうです。
「あ」・・・焦るな
「お」・・・怒るな
「い」・・・威張るな
「く 」・・・くさるな
「ま」・・・負けるな
特に5つ目の「負けるな」は、他人との勝負ではなく、自分自身に負けるなということで、辛かったことも乗り越えられたとおっしゃっていました。
とても素敵な言葉ですよね。そして、とても素敵なお母様ですよね。
そんな素敵な言葉を皆様にお伝えすると同時に、今後は私の胸にもしっかりと刻みこんでいきたいと思います。
さて、今回も『認知症の現実に苦しむ家族の思い』という話の続きをさせていただきます。
診断が、家族に新たな重しを押し付ける!?
「認知症になる前には、本人が家族にこんな料理を作ってくれた」という事実があるとします。それは「料理を提供する」という機能にとどまらず、家族から
「おいしいね」「ありがとう」という言葉を引き出すアクションかもしれません。その言葉が本人を喜ばせ、家族の絆を深める相乗効果を生むわけです。
そこに「診断→サポート」という流れだけを入れ込もうとしても、家族にとってかつての絆は取り戻せるわけではありません。そのつらさに支援者が気づかず、
診断と必要なサポートという現実だけを突き付ければ、家族としては「本人との絆を再構築するには、やはり自分がやらなければダメだ」という抱え込みの心理
が生じがちです。これが新たな重しとなって家族を苦しめることになります。
専門職としては、いかに「本人と家族の絆」に心を配り、伴走者としてかかわることができるかが問われます。それができる数少ない専門職がケアマネなのかもしれません。
また後日更新いたします。
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