らっきー今野の気になる記事32

こんにちは
らっきー今野です

 先日、母と母の友人と一緒にある方の講演を聴きに行って来たのですが、その中で“長寿とは”というお話をされていました。

 その方曰く、長寿とは「幾つになっても今いる場所(土地)で、社会との繋がりがあり、更にその社会の中で自分の役割がある事」だと言うのです。

 つまり、単純に歳を重ねるのではなく、幾つになっても自分の位置を確立している事が条件なのです。

 私は非常に納得してしまい、すぐに職場で話してしまったほどです。

 皆さまも機会がありましたら、是非周囲の方にお話ししていただけたらと思います。



さて、今回も『認知症の現実に苦しむ家族の思い』という話の続きをさせていただきます。


支援者が専門職としての理屈に縛られるとき



 介護職にしても、「早期の的確な診断」は、本人にどう接していけばいいかという指針を築くうえで「欠かせない」と考える人は多いでしょう。しかし、そこで考えるべきは、「専門職としてうまく対応する」という支援者側の理屈に縛られていないかということです。



 「結果的に、本人の安心と平穏さを取り戻すケアにつながればいいのではないか」と思われるかもしれません。早期の支援が入れば、家族のレスパイトを目的としたサポート体制も築きやすくなるという考え方もあります。



 でも、それらを機能させるには、本人と家族が積み上げてきた関係に心を配らなければなりません。本人の病状を「受け入れる」ことは、長い間に積み上げてき
た関係にくさびを打ち込むことになる──それが家族の中にまとわり続ける思いであり、そのデリケートな心理をしっかり理解しないと、「本人と家族」が不在
のケアにおちいることになります。



 そもそもサポートに入る介護・医療などの支援者というのは、時間的・空間的にずっと寄り添っていくことは物理的に不可能です。本人と家族の生活は「線」や「面」で構成されているのに対し、個々の専門職がかかわるのは「点」となってしまうのが現実です。



 その支援をできるだけ「線」や「面」で構成するために、多職種連携のあり方が問われてきます。では、そのつないだ支援が、本当に「本人と家族」の心情や生
活の流れに沿ったものになっているのでしょうか。そこに何らかのギャップを感じる家族が多いゆえに、冒頭の課題がどうしてもトップに立ってしまうのではな
いでしょうか。


 続きは後日更新いたします。

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