らっきー今野の気になる記事30

こんにちは
らっきー今野です 

 
先日読んだ本の中に、‘愛情について’書かれている一説があり、その事が気になったのでご紹介したいと思います。



    ヨーロッパで昔、やるせない実験が行われたそうだ。

    町中に捨てられていた赤ちゃんを、
    当時の王様は二つのグループに分けた。

    Aグループの赤ちゃんには、ミルクをあげる時、
    必ず抱き上げて声をかけ、目を合わせ、
    Bグループの赤ちゃんは、抱き上げず、声もかけず、
    目も合わさず、触れることなくただただミルクを与えた。
    愛を与えて育てた子どもと、
    与えずに育てた子どもとはどう違うのかという悲しい実験・・・

    その実験は失敗した。

    目も合わさず、声をかけず、
    一切ふれることも抱きしめることもなく、
    ただただミルクを与え続けた赤ちゃんの全員が
    大きくなる前に亡くなった。

    この実験で分かったこと。

    人は、食べ物や飲み物だけで生きているのではないということ。
    愛されなければ命は止まるようになっている。
    つまり、今、生きているということは、誰かに愛されてきた証。

    たしかに、親の愛の深さや与えられ方それぞれ違う。
    両親とも、仕事が忙しかったり、片親の人もいれば、
    暴力を受けた人もいるかもしれない。
    でも、今、自分が生きているということは、
    誰かが自分を抱きしめてくれたということ。
    誰かが声をかけてくれたから。誰かが愛してくれたから。

    肉体を持つことは、可能性を与えられているということ。
    生きている限り次の誰かの力になれることを
    一生忘れずにいきてゆこう。


 ちょうどちょっと落ち込んでいた時に読んだせいか、私の心にはグーっと入っていきました。
 皆さんにはどう伝わったでしょうか?


 

さて、今回も『将来を担う介護人材に教えたいこと』という話の続きをさせていただきます。

自分と異なる人をきちんと理解する教育を




 何らかの障害がある人と初めて接したとき、「その人なりの生活」というイメージが狭いと、「(障害のない)自分とは違う。だから、かわいそう、助けてあげ
なければ」と思考に陥ってしまいがちです。そのままでは、人を支えるということの本質が抜けたままとなり、体験型学習などを経て得られること・学べること
が、個々の子供たちによって大きな差が生じかねません。どんな人にでも「できること」はたくさんあり、それは多様な価値観にもとづいているという「人間理
解の基礎」があってこそ、体験型で得るものの価値がしっかりと心に根付いていくわけです。



 この考え方ができれば、自分と異なる価値観・生活観の人を排除していくという「いじめの根っこ」を解消することにもつながります。それはそのまま、介護と
いう世界だけでなく、あらゆる職業生活・社会生活で通用する社会人のあり方につながっていきます。そうした広い視野と道筋をつけていく課程があってこそ、
真の意味で介護人材のすそ野が人がっていくのではないでしょうか。



また後日更新致します。

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