こんにちは
らっきー今野です。
先日、我が息子の高校で、いくつかのテーマから選んで、各自レポートを書く授業があり、更にその中から何名かが発表するという場がありました。
私の息子は“福祉”についてレポートをまとめたのですが、他に福祉について書いた生徒がいなかったため、発表する事になったそうです。
その話を聞き、息子に原稿を見せてもらったところ、なかなかよく調べてあるのです。なので、彼に‘全部自分で書いたのか’と尋ねたところ、もちろん自分でも結構調べたが、原稿を直すために、先生もかなり協力して調べてくれたそうなのです。
先生は「お母さんに聞いてまとめてこい」と一言言ってしまえば済んだのでしょうが、自らが生徒(私の息子)と一緒にいろいろと調べ、一つの原稿に仕上げてくれた事に、母親としても介護従事者としても頭が下がる思いでした。
そして今後、この先生のように、何かのきっかけで“福祉(介護)”について、少しでも触れてくれる人が増えてくれたらいいなあと思いました。
さて、今回も『人間理解こそが最強のサービス!』という話しの続きをさせていただきます。
そこで重要になってくるのが、人間をきちんと理解できるプロの存在です。その人がひた隠しにしている本音に対し、「表に出してもいいのですよ」と温かく誘
うことにより、本人は「隠す」つらさから解放されます。つまり、本音を実現することは難しくても、「分かってくれる人がいる」ことにより、当事者の視界が
開けてくることになります。
心の重荷がとれ、視界が開けてくると、人は自然に社会参加の意欲を高めていきます。先のケースでいえば、守りたい生活のペースを「分かってくれる人」がい
ることが孤独感の解消につながり、「大手をふってデイサービスに行く」という気分が生まれます。ケアマネとしては、「本当のその人」を理解することで、効
果的な支援を築く糧になるわけです。
社会全体が余裕をなくし、身近な家族でさえも個人の思いに寄り添いにくくなったとき、最後の砦となるのがプロによる人間理解のスキルです。そして、それを担える重要な存在がケアマネである──この考え方が、今年は特に強く問われてくるのではないでしょうか。
そもそも、「人間理解こそが最強の自立支援」であり、すべてのサービスに優先されるといえます。ケアマネの存在意義がますます問われる中、常に意識して立ち返っていきたいポイントの一つかもしれません。
また後日更新いたします。
らっきー今野です。
先日、我が息子の高校で、いくつかのテーマから選んで、各自レポートを書く授業があり、更にその中から何名かが発表するという場がありました。
私の息子は“福祉”についてレポートをまとめたのですが、他に福祉について書いた生徒がいなかったため、発表する事になったそうです。
その話を聞き、息子に原稿を見せてもらったところ、なかなかよく調べてあるのです。なので、彼に‘全部自分で書いたのか’と尋ねたところ、もちろん自分でも結構調べたが、原稿を直すために、先生もかなり協力して調べてくれたそうなのです。
先生は「お母さんに聞いてまとめてこい」と一言言ってしまえば済んだのでしょうが、自らが生徒(私の息子)と一緒にいろいろと調べ、一つの原稿に仕上げてくれた事に、母親としても介護従事者としても頭が下がる思いでした。
そして今後、この先生のように、何かのきっかけで“福祉(介護)”について、少しでも触れてくれる人が増えてくれたらいいなあと思いました。
さて、今回も『人間理解こそが最強のサービス!』という話しの続きをさせていただきます。
そこで重要になってくるのが、人間をきちんと理解できるプロの存在です。その人がひた隠しにしている本音に対し、「表に出してもいいのですよ」と温かく誘
うことにより、本人は「隠す」つらさから解放されます。つまり、本音を実現することは難しくても、「分かってくれる人がいる」ことにより、当事者の視界が
開けてくることになります。
心の重荷がとれ、視界が開けてくると、人は自然に社会参加の意欲を高めていきます。先のケースでいえば、守りたい生活のペースを「分かってくれる人」がい
ることが孤独感の解消につながり、「大手をふってデイサービスに行く」という気分が生まれます。ケアマネとしては、「本当のその人」を理解することで、効
果的な支援を築く糧になるわけです。
社会全体が余裕をなくし、身近な家族でさえも個人の思いに寄り添いにくくなったとき、最後の砦となるのがプロによる人間理解のスキルです。そして、それを担える重要な存在がケアマネである──この考え方が、今年は特に強く問われてくるのではないでしょうか。
そもそも、「人間理解こそが最強の自立支援」であり、すべてのサービスに優先されるといえます。ケアマネの存在意義がますます問われる中、常に意識して立ち返っていきたいポイントの一つかもしれません。
また後日更新いたします。
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