こんにちは
らっきー今野です。
来週の節分に向けて(?)、先日母と一緒に太巻き作りをしました。
一年に4~5回位二人で太巻き作りをするのですが、忘れかけた頃に巻いているのでなかなか上手く巻けずに、毎回悪戦苦闘しています。
そこで今回は、仕出し弁当で普段から太巻きを作っている知り合いの方にお願いして、巻き方のコツを教えてもらいました。
実は、母は以前に何回か地域で開催された寿司巻き教室に参加しており、その時に上手く巻けるポイントを聞いたりしていたのですが、必ず「何回か巻いているうちに上手くなります」との回答だったそうです。
しかし今回は、母が教えてもらいたかった事を的確に教えてもらえたということで、母は大満足の様子でした。
その教えていただいた方によると、「みんなもったいぶって、なかなかコツを教えようとしないけど、私はみんなが寿司巻きしてくれるなら何でも教えるよ。特に教室で教えるっていうのは、みんなに普段から気軽に巻いて欲しいからじゃないの?」との事。
この事を聞いて、確かにそうだなあと感じました。
私たちも家族の方々にアドバイスをするのは、‘介護が大変なもの’とならないように、少しでも楽になるコツを覚えてもらえたらという気持ちからではないですか?
そして皆さんは、自分が持っている知識や技術を出し惜しみしていませんか?
さて、今回も『人間理解こそが最強のサービス!』という話しの続きをさせていただきます。
その人なりに「一人暮らし」の生活を続けてきたということは、それは一つの完成された生活の姿であり、本人にとっては「ささやかな誇り」と共に「そのペー
スを乱されたくない」という思いがどこかにあるはずです。しかし、していた生活に課題が生じ、何らかの支援が必要になったとき、(外に出ていくのが難しい
ことによって)それまでは実感できなかった孤独感が強まることがあります。
その人の本音としては、孤独感を解消したいという一方で、「それでも自分が築いてきた生活のペースは乱したくない」という点にあります。でも、「それはわがままではないか」という気持ちが先に立ったとき、ケアマネに対して本音が出てこなくなるわけです。
こういう本音をひた隠してしまう人は、今後増えてくることが予想されます。国の財政が厳しくなり、社会保障の重点化や効率化が「まずありき」になってくる
と、個人のニーズに社会を合わせていくのではなく、「社会のあり方に個人を合わせるべき」という風潮が強まりやすくなります。個人の本当の意向はひた隠し
にされ、それを理解する人は誰もいない──要介護の人に限らず、現代の生きづらさにつながっている根っこといえます。
続きは後日更新いたします。
らっきー今野です。
来週の節分に向けて(?)、先日母と一緒に太巻き作りをしました。
一年に4~5回位二人で太巻き作りをするのですが、忘れかけた頃に巻いているのでなかなか上手く巻けずに、毎回悪戦苦闘しています。
そこで今回は、仕出し弁当で普段から太巻きを作っている知り合いの方にお願いして、巻き方のコツを教えてもらいました。
実は、母は以前に何回か地域で開催された寿司巻き教室に参加しており、その時に上手く巻けるポイントを聞いたりしていたのですが、必ず「何回か巻いているうちに上手くなります」との回答だったそうです。
しかし今回は、母が教えてもらいたかった事を的確に教えてもらえたということで、母は大満足の様子でした。
その教えていただいた方によると、「みんなもったいぶって、なかなかコツを教えようとしないけど、私はみんなが寿司巻きしてくれるなら何でも教えるよ。特に教室で教えるっていうのは、みんなに普段から気軽に巻いて欲しいからじゃないの?」との事。
この事を聞いて、確かにそうだなあと感じました。
私たちも家族の方々にアドバイスをするのは、‘介護が大変なもの’とならないように、少しでも楽になるコツを覚えてもらえたらという気持ちからではないですか?
そして皆さんは、自分が持っている知識や技術を出し惜しみしていませんか?
さて、今回も『人間理解こそが最強のサービス!』という話しの続きをさせていただきます。
その人なりに「一人暮らし」の生活を続けてきたということは、それは一つの完成された生活の姿であり、本人にとっては「ささやかな誇り」と共に「そのペー
スを乱されたくない」という思いがどこかにあるはずです。しかし、していた生活に課題が生じ、何らかの支援が必要になったとき、(外に出ていくのが難しい
ことによって)それまでは実感できなかった孤独感が強まることがあります。
その人の本音としては、孤独感を解消したいという一方で、「それでも自分が築いてきた生活のペースは乱したくない」という点にあります。でも、「それはわがままではないか」という気持ちが先に立ったとき、ケアマネに対して本音が出てこなくなるわけです。
こういう本音をひた隠してしまう人は、今後増えてくることが予想されます。国の財政が厳しくなり、社会保障の重点化や効率化が「まずありき」になってくる
と、個人のニーズに社会を合わせていくのではなく、「社会のあり方に個人を合わせるべき」という風潮が強まりやすくなります。個人の本当の意向はひた隠し
にされ、それを理解する人は誰もいない──要介護の人に限らず、現代の生きづらさにつながっている根っこといえます。
続きは後日更新いたします。
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